2002-04-05 ArtNo.28561
◆第4四半期のPC販売、HCL以外は揃ってマイナス成長記録
【ニューデリー】昨年第4四半期(2001/10-12)には地元のHCL Infosystemsとアセンブル・パーソナル・コンピューター(PC)を除き、全てのメーカーのPC販売が、前年同期比マイナス成長を記録した。前四半期との比較でもプラス成長を記録したのは、Compaq、HCL、Acerの3社にとどまった。
エコノミック・タイムズが4月2日、市場調査会社IDCのレポートを引用し報じたところによると、前年同期に比べた成長率では、ZenithとDellが、各-44.6%と-37.6%と、最悪のパフォーマンスを示した反面、HCLとアセンブルPC(ノンブランドPC)が最良の成長をマークした。その他のメーカーは、Hewlett-Packard (HP)-29%、Wipro-16.1%、Vintron-15.9%、Compaq-9.8%、IBM-9.3%と続く。IDCによれば、ZenithとDellのパフォーマンスには、両社がそれぞれターゲットにする消費者市場と輸出志向型ソフトウェア産業の不振が反映されている。
前四半期に比べた成長率ではAcerが41%、Compaqが13.3%、HCLが6.7%の成長を記録したが、それ以外のメーカーは何れもマイナス成長にとどまった。
|