【ニューデリー】インドの輸出成長率は2002年1月に18.2％の力強い成長を回復したものの、2月には0.76％に再度鈍化した。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが4月1／2日報じたところによれば、商事情報統計総局(DGCI&S:Directorate General of Commercial Intelligence and Statistics)は1日以上の暫定統計数字を発表した。それによると今年2月の輸出は37億2000万米ドルと、昨年同月の36億9000万米ドルを僅か0.76％上回ったにとどまった。これに対して2月の輸入は38億922万米ドルと、前年同月の33億348万米ドルから15.31％の成長を見た。
この結果、年初11ヶ月(2001/4-2002/2)の輸出額は397億4000万米ドルと、前年同期の397億2000万米ドルを0.06％上回った。
年初11ヶ月の輸入は465億1569万米ドルと、前年同期の455億米ドルを2.23％上回った。同期の石油輸入は146億615万米ドルから128億7281万米ドルに11.87％下降、非石油輸入は308億9435万米ドルから336億4288万米ドルに8.90％拡大した。年初11ヶ月の貿易赤字は前年同期の57億7425万米ドルから67億6589万米ドルに拡大した。
この日、新輸出入政策(Exim policy)を発表したMurasoli Maran商工相は、仮に3月の成長率も低調なら2001－02年度に3％の輸出成長を実現する目標の達成は困難になると指摘した。