2002-04-02 ArtNo.28547
◆リライアンス、国営石油会社3社とマーケッティング契約に調印
【ニューデリー】Relianceグループがグジャラート州Jamnagarに設けた年間処理能力2700万トンの製油所の製品マーケッティングを巡る数ヶ月にわたる論争の末、Indian Oil Corporation (IOC)及び他の国営石油会社2社は3月28日、Reliance Petroleum Limited (RPL)と製品引き取り契約2件に調印した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが3月29日報じたところによると、石油製品に対する統制価格制度(APM:administrative pricing mechanism)解除後の石油製品のマーケッティング問題を取り決めた同契約の下、IOCは750万トンの製品を、またBharat Petroleum Corporation Ltd(BPCL)とHindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)は残りを、それぞれ引き取ることになったが、異論の多い“take or pay(製品を引き取るか引き取らないかに関わらず支払い義務が生じる)”条項は含まれていない。
IOCは2年間の当該契約の他に、将来の石油製品のニーズに応じるより幅広い基盤に立った5年間の契約をRPLと結んだ。同契約には特別待遇条項も含まれている。
一方、リライアンスは全国に約5800店の石油小売店舗網を構築する計画の承認を改めて政府に申請した。
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