2002-04-01 ArtNo.28530
◆ノーテル、VOIP市場の50%のシェア獲得目指す
【ニューデリー】Nortel Networksは2002年4月1日の市場開放に伴い、国際長距離電話ソリューションの提供に本腰を入れ、2003年3月までにVOIP(voice-over-Internet protocol)市場の少なくとも50%のシェア獲得を目指す。
インディアン・エクスプレスが3月28日伝えたところによると、ノーテル・ネットワークスのRavi Chauhan副社長(インド/SAARC地域法人ソリューション担当)は同紙に以上の計画を語った。
Chauhan氏によると、VOIPは現在音声電話市場の1%のシェアを占めているが、2003年3月までに同シェアは5%に拡大、インドのVOIP市場は1000万米ドルに達する見通しだ。業界観測筋は、現在の音声電話市場の規模は1億2000万~1億5000万米ドルで、VOIP市場はその1%、120万~150万米ドルと見積もっている。
ノーテルはまたコンタクト・センター・ビジネスもターゲットにしており、2ヶ月以内に“Business Communication Manager (BCM)”と命名した総合パッケージを売り出す。BCMはVOIPベースの製品で、ルータ/構内交換機(PBX:private branch exchange)/コール・センター・ソフトウェアがセットになっている。同製品の価格は70万~100万ルピー(US$1.4万-2.1万)に設定される予定と言う。
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