2002-04-01 ArtNo.28529
◆IBMインディア、テレコム企業に総合ソリューション提供
【ムンバイ】IBMは、電気通信市場の開放やそれに伴う成長の過程で生じる様々な問題に関して深い理解を備えており、テレコム領域におけるこうした専門知識をインドに紹介、総合的なソリューションを提供する計画だ。
インディアン・エクスプレスが3月28日報じたところによると、IBM CorpのMichael Hill国際電気通信事業主任はマハラシュトラ州ムンバイで記者会見し、以上の方針を明らかにした。それによると自由化の過程で生じる厳しい競争環境の下では、より良好な顧客サービスが求められ、コスト圧力を軽減するためのシステムやプロセスの効率化も要求される。こうした需要に応じるためIBMインディアはプログラム・マネージメント、戦略的アウトソーシング、総合的な料金徴収、顧客管理、付加価値サービス等を提供する。
IBMのテレコミュニケーション・ソリューションは次世代ネットワークの鍵になるオープン・スタンダードを採用している。こうしたスタンダードにはワイヤレス、広帯域、インターネット・データ・センターが含まれる。
IBMのテレコム・ソリューションは、サービス・プロバイダー、サプライヤー、エンド・カスタマーをターゲットに設計されており、こうしたソリューションのキー・アスペクトには、インテリジェント・ネットワーク、“always-on service”をベースにしたサービス、迅速に応用可能な総合的でスケーラブルなソリューションが含まれる。
IBMインディアのカントリー・マネージャー、Ramesh Awtaney氏は、IBMのソリューションはインド・テレコミュニケーション市場の変化に対応していると付言した。
一方、エコノミック・タイムズが3月28日に報じたところによると、IBMインディアは中小企業領域の顧客を獲得する戦略の下、向こう3ヶ月間に新たに20のB/Cクラス都市をそのカバー範囲に加えると言う。
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