2002-03-28 ArtNo.28509
◆インド政府、外国自動車会社への自動交易権付与拒絶
【ニューデリー】インド政府は国内産業を保護する上から外国自動車会社に自動交易権(automatic trading rights)を認めることを拒絶、同領域に関しては世界貿易機関(WTO)との間で『サービス貿易に関する一般協定(GATS:general agreement on trade in services)』下の如何なるコミットメントも行っていないと主張している。
インディアン・エクスプレスが3月26日、オフィシャル・ソースの言として報じたところによると、この点に関するワシントンの提案はニューデリーにより拒絶された。外国自動車会社に自動交易権を付与する問題は、敏感な領域に属しており、インド政府は現状では如何なる自由化も検討していない。
ニューデリーはこの他にも、ワシントンによりなされたある種の要求を拒絶している。これには乗用車の完成車(completely built units)及び自動車コンポーネントに対する輸入関税の引き下げが含まれると言う。
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