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1995-08-22 ArtNo.2850
◆＜馬＞ＢＡＬＣＫＥ、Ｍ＄１１００万冷却塔納入契約獲得
【クアラルンプル】ドイツの環境工事会社BALCKE Durr(M) Sdn Bhd(BDMSB)は独立電力供給業者(IPP)ゲンティン・サンイエンに対する1100万Ｍドルのハイブリッド冷却塔納入契約を獲得した。
BALCKE Durrのポール・ラビン取締役によると、同社は大量の気体の流出や冷却過程における湿気の発生を防止できるハイブリッド冷却塔を一般発電所や原子力発電所に納入している。この種の冷却塔が東南アジアに据え付けられるのは初めてのことだが、ゲンティン・サンイエン発電所の元請け業者のアセア・ブラウン・ボベリは英国における発電プロジェクトでも同社製の冷却塔を使用している。ＢＤＭＳＢは出光が所有し、新潟鐵工所が元請け業者を務めるジョホール州パシル・グダンのスチレン・モノマー・プラントやアオカム・プルダナが所有し、シーメンスが元請け業者を務めるサバ州の合板工場への冷却塔納入契約も獲得している。親会社のDeutsche Babcockグループはジャカルタに地域本部を設置しており、シンガポールでは姉妹会社のWabagがシーメンスが請け負ったスノコ複合サイクル発電所に脱塩プラントを納入している。(STAR:8/21)
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