2002-03-25 ArtNo.28484
◆マイクロソフト、開発センターの業務拡張にUS$5億投資
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のMicrosoft India Development Center(MIDC)は、世界的なテクノロジー部門のスローダウンに関わらず、向こう2、3年内に5億米ドルを投じて事業を拡張、スタッフも現在の125人から来年は300人に増員する。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが3月23日報じたところによると、MIDCのSrini Kopulu重役(MD)は22日同センターを訪れたマスコミ関係者に以上の消息を語った。それによると現在同センターには各40人のスタッフを擁する2つのデベロプメント・チームと各20人のスタッフを擁する別に2つのデベロプメント・チームが存在するが、間もなく新たな製品開発チームが組織される。
今年5月までにUnix 3.0とVisual J#.Netが、また年末までにはOffice XPのアドオン製品とウィンドウズ・サーバー・オペレーティング・システムのためのコンポーネントが、それぞれ市場に投入される。
MIDCはVisual Studio.NetのためのJava言語の開発を手掛けている。Visual J#. NetはVisual Studio.NetシェルにJava言語を統合し、Netフレームワークによりサポートされた他のプログラミング言語と平行して機能できるよう設計されている。
MIDCチームは、またWindows NTオペレーティング・システムとUnix環境の協調を図るウィンドウズ・サーバー2バージョンを発表した。
MIDCのSFU(NT Services For Unix)チームは、UnixアプリケーションのWindows SFU 3.0へのミグレーションを可能にする中核技術Microsoft Interixの補強に取り組んでいる。
1998年8月にスタッフ20人でスタートしたMIDCはRedmondのdevelopment centerと共通の基準に基づいて運営されており、両センター間ではスタッフの交換も自由に行われていると言う。
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