2002-03-25 ArtNo.28480
◆オンキョー、ハイエンド・オーディオ市場の40%のシェア維持
【チェンナイ】オンキョーのインドにおけるディストリビューターを務めるOnkyo Sight & Sound India Pvt Ltd(OSSI)は、2005年までに年商100クロー(US$2051万)を実現、ハイエンド・オーディオ市場の40%のシェアを維持する計画だ。
ビジネス・スタンダードが3月22日伝えたところによると、OSSIのM A Dhandapani重役(MD)は同紙に以上の目標を語った。それによると、インドのハイエンド・オーディオ・ビデオ・システム市場は昨年、前年比40%増の80クロー(US$1641万)をマーク、約2000クローと見積もられるオーディオ・ビデオ市場全体の3~4%を占めた。市場規模は小さいものの極めて健全で、向こう数年間も同レベルの成長が維持される見通しだ。
輸入税の引き下げでグレイ・マーケットとの価格差は25~30%に縮小した。このため消費者はアフター・サービスの完備したブランド品を購入する準備を整えている。オンキョーは1996年にインド市場に進出、1998年には採算ラインを実現、過去3年間は利益を計上している。今会計年度の営業額は30~35クローと見積もられ、ほぼハイエンド・オーディオ・ビデオ市場の40%のシェアを占める。
OSSIは直属の小売り店舗5店と主要シティーに展開するディーラー29社を通じて製品を販売しているが、ディーラー網の拡張を計画しており、また法人や団体顧客をターゲットにした販促を計画していると言う。
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