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2002-03-22 ArtNo.28473
◆肥料業界、特別付加税でUS$1210万コスト増
【ニューデリー】燐鉱石及び硫黄の輸入に対する4.2%の特別付加税(SAD:special additional duty)が、新年度予算案に盛り込まれたことから肥料業界は新たに59クロー(US$1210万)の支出を強いられることになる。
エコノミック・タイムズが3月19日報じたところによると、インド肥料協会(FAI:Fertiliser Association of India)はこのほど以上の見通しを発表した。燐鉱石と硫黄は燐酸の原料で、燐酸は燐酸二アンモニウム(DAP)やその他の配合肥料の原料として用いられる。Oswal Chemicals、Coromandel Fertilisers、Paradeep Phosphates Limited等の大手肥料会社が新税の影響を受けるが、Gujarat State FertilisersとZuari Industriesの燐鉱石及び硫黄の輸入は微量なため、さして影響を受けない見通しだ。
今日燐鉱石と硫黄の輸入には5%の基本関税(basic customs duty)が課されており、これに4.2%のSADが追加されると、基本原料に対する課税率は合計9.2%に達する。これに対して中間材の燐酸やDAPの課税率は5%に過ぎないため、国内における製造よりも、輸入を奨励するに等しい。
Oswal ChemicalsのRanjan Sharma財務担当取締役によると、歳入局(revenue department)は同問題を既に検討に付しており、問題点が是正され可能性は大きいと言う。
とは言え業界観測筋によると、譬えSADが課されたにしても、燐鉱石と硫黄を輸入して燐酸を製造する方が、燐酸を直接輸入するよりも依然としてコスト競争力が有ると言う。
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