2002-03-22 ArtNo.28471
◆Ranbaxy、ミダゾラム・シロップのFDA認可獲得
【ニューデリー】Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)が完全出資する米国子会社、Ranbaxy Pharmaceuticals (RPI)は、米国食品薬品局(FDA:Food and Drug Administration)からミダゾラム塩酸塩(塩酸ミダゾラム:midazolam hydrochloride)シロップ3mg(Base)/mlの販売を許可された。
ビジネス・スタンダードが3月20日、RPLの発表を引用し報じたところによると、ミダゾラム塩酸塩シロップは注射や経口投与が可能で、小児科における恐怖症/健忘症の治療や鎮静剤として医師の監視の下に用いることができるが、常習的投与や家庭での服用には供されない。当該分子種(molecule)の2001年の売上は1億1000万米ドルに達した。
同薬品の独占権は2002年4月15日まで有効だったが、有効期限が切れるのに先立ってRPIに販売が許可された。これはHoffman LaRoche Inc(HLI)との相互了解に基づくもので、HLIは残余期間の独占権を放棄した。RPIは5月15日以前に独自のセールス&マーケッティング・チームと独自のディストリビューション網を通じ、同製品の販売を開始すると言う。
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