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	2002-03-22 ArtNo.28470 
	◆BankAm、Infy/TCSとアウトソーシング交渉 
	【ムンバイ】Bank of America(BannkAm)はInfosys Technologies Ltd(Infy)やTata Consultancy Services(TCS)と、新たなアウトソーシング・イニシアチブに関する協議を進めており、取引額は向こう5年間に1億5000万米ドルに達する可能性がある。 
  インディアン・エクスプレスが3月20日、報じたところによると、市場筋はBankAmとInfyが50:50の合弁会社を設立する可能性も予想している。 
  米国の地方紙The Charlotte Observerは最近、“テクニカル・ジョブの海外アウトソーシングの潮流に乗るBankAm”と題するレポートを掲載した。それによると、BankAmはテクノロジー業務の5%未満をアウトソーシングする計画だ。目下14万3000人のBankAmスタッフの内、2万7000人がテクニカル・ジョブに従事している。とは言えBankAmスポークスマンは今のところ人員整理計画はないとしている。 
  何れにしても構想が具体化し、アウトソーシングやバック・オフィス・ハビングが実行に移されれば、インドが最大の恩恵を被りそうだ。シャーロットオブザーバーはこの点に関して「インド拠点の企業との提携が強調されている」と述べる一方、「インドにおけるテクニカル・ワーカーの年俸は最大1万米ドルであるのに対し、米国のそれは10万米ドルにのぼる」と付言している。 
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