2002-03-22 ArtNo.28465
◆ホンダ/バジャジの利益率改善、TVS/キネティックはダウン
【ニューデリー】二輪車メーカー各社のビジネスは過去数ヶ月復調の軌道に乗ったかに見えるが、利益率(profit margins)に関しては各社まちまちで、必ずしも一様に回復している訳ではない。
エコノミック・タイムズが3月20日報じたところによると、2001年12月期四半期の減価償却/利子/税を差し引く以前の利益(PBDIT:profit before depreciation, interest and tax)を販売された車両台数で割った利益率は、Bajaj Auto Ltd(BAL)とHero Honda Motors Ltd(HHML)の場合4900ルピー前後で、HHMLについては2001年3月期年度に比べ25%以上、額にしてほぼ1000ルピー改善、BALの場合は大幅減益の後もあってほぼ2倍にジャンプした。
しかしTVS MotorsとKinetic Motorsについては売上の増加は、利益率の改善につながっていない。競争の過熱でTVSの2001年12月期四半期の利益率は、2001年3月期年度に比べ9%ほど下降、Kinetic Motorsはスクーター販売の下降にも災いされ、2200ルピーから950ルピーに急減した。
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