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2002-03-21 ArtNo.28456
◆ハルディア石化、IOCにナフサ価格引き下げ要求
【コルカタ】キャッシュ不足に悩むHaldia Petrochemicals Ltd(HPL)は、Indian Oil Corporation(IOC)に対してナフサの供給価格を引き下げるよう求める一方、Bharat Petroleum Corporation Limited (BPCL)やOil and Natural Gas Corporation (ONGC)にも接触、ソースの分散を図っている。
エコノミック・タイムズが3月18日報じたところによれば、HPLのRichard B Saldanha重役(MD)は「IOCの陸揚げ価格はより魅力的なはず」と語ったが、HPLの希望価格を明らかにすることは避けた。Saldanha氏によると、HPLは国内のソースばかりでなく、輸入も検討している。IOCはHPLに対して信用取引を認めているが、同社はより安定したナフサの供給確保を目指している。目下のところ、確保されているナフサ原料は3月一杯の需要に応じられるに過ぎない。しかし長期供給契約が間もなく成立する見通しだ。3月の設備稼働率は100%に達し、2月の71%から改善した。
ナフサ価格は国際原油価格にリンクしているが、HPLはナフサの調達コストのカットを目指している。HPLはIOCのHaldia製油所から数キロのパイプラインを通じてナフサの供給を受けている。同パイプラインはHPLが建設したものだが、IOCは同パイプラインを通じて供給するナフサにトン当たり1000ルピー(US$20.51)以上の輸送コストを上乗せしているものと見られる。HPLの通年のナフサ購入代金は1000クロー(US$2.05億)を超えると予想されている。
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