【ムンバイ】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)は製造業者、港湾業者、鉱業会社等にオートメーション・サービスを提供する計画だ。
ビジネス・スタンダードが3月18日、Tiscoスポークスマンの言を引用し報じたところによると、近代的な製造施設はハイレベルな技術と自動化を必要とするが、輸入自動化施設はコストが嵩む。Tiscoは10年ほど前、ハイコストなオートメーション・コンポーネントを除いた技術を購入、必要なオートメーション技術は社内で開発した。その結果、同社は今や世界唯一の黒字鉄鋼会社、また世界第2のロー・コスト鉄鋼メーカーになった。
Tiscoは最近プロセス製造業者、港湾当局、鉱山会社等、潜在顧客をジャールカンド州Jamshedpurの工場に招き、同社が提供可能なオートメーション・サービスを披露した。グループのオートメーション会社、Tata HoneywellがTiscoにマーケッティング面の経験を伝授する。今のところまだ注文はないが、次期会計年度初めには複数の契約を獲得できる見通しで、同社のボトム・ラインに少なからず貢献するものと期待されている。
Tiscoはまた独自開発したイメージング・システムやグローバル・ポジショニング・システムの特許権を得ることも計画していると言う。