NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2002-03-18 ArtNo.28434
◆GAILも出資と引き替えにハルディア石油化学の経営権要求
【コルカタ】Gas Authority of India (GAIL)は、経営権を掌握することなく、Haldia Petrochemicals Ltd(HPL)の戦略パートナーを務める可能性を否定した。
GAILのこうした立場はIndian Oil Corporation (IOC)の立場と軌を一にしている。HPLは当初IOCに出資を求めたが、最近、HPLの51%の権益を手に入れたThe Chatterjee Group (TCG)は、経営権の掌握を条件とするIOCの出資提案を斥けた。HPLの債務再編問題は、プロモーターと債権金融機関の間で交渉が続けられており、プロモーター側は600クロー(US$1.23億)の増資を認めたものの、金融機関側は1000クロー(US$2.05億)の増資を要求している。
ビジネス・スタンダードが3月16日、GAILトップ・レベルの消息として報じたところによると、GAILは5900クロー(US$12.1億)のHPLプロジェクトに出資する可能性を検討する方針を決めた。しかし経営管理権を引き継ぐことが出資の前提条件になる。GAIL取締役会は最近の会議でHPLへの出資問題を正式に取り上げ、以上の点を確認した。それによると出資を決めるに先立ってデュー・ディリジェンスを実行する。このためコンサルタントを指名するが、同指名問題は次期取締役会議で詳細が協議される。GAILはHPL経営陣と金融機関による、債務再編プロセスを注視している。
GAILはHPLの債務が現在の4000クロー(US$8.2億)のレベルから大幅に縮小されることを希望しており、GAIL側からのオファーの内容は、HPLと金融機関の間で合意された再編パッケージの内容如何による。
ナフサ・ベースの石油化学ユニット、HPLは、GAIL傘下のガス・ベースのプラントに比べ長期的にコスト競争力の面で劣るが、ガスの供給が逼迫している現在、これをガス・ベースのプラントに転換しても何らメリットがない。このため仮にHPLに出資するとすれば、GAILはこれを暫くナフサ・ベースのプラントとして維持する。しかしバングラディシュからガスの供給が得られるようになれば、原料をナフサからガスに転換することが可能になる。
GAILは石油化学を主要なターゲット・エリアと見なしており、ウッタルプラデシュ州Pataに2500クロー(US$5.13億)を投じてガス・クラッカーとポリマー製造施設を設けている。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.