SEAnews 2002-03-18 ArtNo.28431

【ムンバイ】Wockhardt Ltd(WL)は、今年バイオテクノロジー製品2種、即ちＢ型肝炎ワクチンと赤血球生成促進剤エリスロポエチン(erythropoetin)の生産を開始、また来年はヒューマン・インシュリンの生産に着手する。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが3月16日報じたところによると、ＷＬのHabil Khorakiwala会長は先週金曜(3/15)以上の消息を明かにした。それによると、ＷＬはＢ型肝炎ワクチンとヒューマン・インシュリンの全世界の生産能力の各10％、エリスロポエチンの同20％のシェアを占める。Khorakiwala会長は、マハラシュトラ州Aurangabadのバイオテクノロジー・パーク内に設けられたこれらの製造施設にどれほどの額を投資したかを明らかにすることを避けた。
ＷＬは、インドの他の大部分の製薬会社が米国ジェネリック薬品市場の開拓に専ら取り組む中で、バイオテクノロジーに照準を合わせる数少ないプレーヤーの1社で、研究開発支出の売上に占めるシェアも6％以上と、インド製薬会社の平均1.5％を遙かに上回る。