2002-03-15 ArtNo.28421
◆Wipro/Sasken、TIとワイヤレス・アプリケーション開発
【バンガロール】インドのトップ情報技術(IT)会社Wipro Technologies及びカルナタカ州バンガロールを拠点に通信機器製造会社にテレコム関連のソフトやサービス、ソリューションを提供しているSasken Communication Technologies Limitedは、Texas Instruments Inc (TI)と手を結び、2.5G/3G装置の製造とワイヤレス・アプリケーションの開発に乗り出した。
デカン・ヘラルドが3月14日伝えたところによれば、TIのGilles Delfassy上級副社長兼GM(ワイヤレス端末部門担当)は、当地で催されたOMAP(open multimedia access platform)サミット後、上記のトロイカ・イニシアチブの主旨を説明した。それによると、ウィプロとサスケンはアジアにおけるインディペンデントOMAPテクノロジー・センターとして奉仕、インド国内のソフトウェア・デベロッパーが豊富なマルチメディア機能を備えたワイヤレス・アプリケーションを迅速に開発するのを支援する。3社は今回の協力を通じて、TIのOMAPアプリケーション・プロセッサー・モデム技術を用いて2.5G及び3Gモバイル・フォーン/パーソナル・デジタル・アシスタント/モバイル・インターネット機器を製造するワイヤレス・ハンドセット製造業者を支援する。インディペンデントOMAPテクノロジー・センターは、最終的にインド以外のアジア諸国に対しても支援を提供すると言う。
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