| 
 
	2002-03-15 ArtNo.28417 
	◆Dr Reddy's、英国ジェネリック薬品会社買収 
	【ハイデラバード】インドの大手製薬会社Dr Reddy's Laboratories(DRL)は、英国ベースのジェネリック薬品会社BMS Laboratoriesとその完全出資子会社Meridian Healthcareの100%権益を905万英ポンド(US$1300万)で買収する最終契約に調印した。 
  ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが3月13日報じたところによると、取引は今年4月初めに完了する見通しだ。DRLスポークスマンによると、海外企業の買収は、DRLが昨年米国預託証券(ADR)の発行を通じ1億3260万米ドルを調達した目的の1つでもある。 
  BMSとMeridianはロンドンとベヴァリーに固形/液体経口薬品の総合的な製造・包装施設を有する。Meridianは卸売業者網を通じて30種類以上のジェネリック薬品のマーケッティングを手掛け、別に70種類のライセンス取得手続きもとっている。BMSもMeridianも非公開会社で、従業員は50人弱。BMSグループの2001年の売上は800万米ドル、純益は160万米ドルだった。 
  DRLはそれ自身のジェネリック薬品をBMSの流通経路に乗せることにより英国市場でジャンプスタートできる。DRLは欧州市場で成功したなら、次は米国市場の開拓を図る計画で、独自のマーケッティング網の構築もしくは他社の買収を通じて目標を達成する方針と言う。 
 |