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2002-03-14 ArtNo.28414
◆インド/欧州航路コンテナ輸送料のアップが輸出業界に打撃
【ムンバイ】海運業界は3月1日からインド/欧州航路のコンテナ輸送料を50%前後値上げした。持続的な輸送料の下降とマージンの縮小に悩まされて来た海運業界は、これまでの値下がり分を回復するための措置としているが、輸出業者や貿易業者は大幅な値上げで、深刻な打撃を被っている。
エコノミック・タイムズが3月12日伝えたところによると、業界筋は、「Reliance Group、Arvind Mills、Tata Iron & Steel Co Ltd(Tisco)、Essar Steel、Adani Exports等の主要輸出業者や繊維、衣料、綿糸等の貿易業者は何れもコンテナ運賃の値上げで打撃を被っている」と語った。海運会社は、先月まではTEU(20フィート・コンテナ換算単位)当たり450-500米ドルを徴収して来たが、今では850米ドルの運賃と35米ドルのバンカー料を徴収している。
過去1年半の間にインド/欧州航路のコンテナ輸送料はTEU当たり1200米ドルから450-500米ドルに50%の落ち込みを見、輸出業者は過去18ヶ月にわたり低運賃の恩恵を被って来た。
消息筋によれば、Shipping Corporation of Indiaの欧州航路ビジネスは2001年12月期第3四半期に約20クロー(US$410万)の損失を計上した。
値上げに踏み切ったロンドン・ベースのインド・ パキスタン・バングラデシュ・セイロン同盟(IPBCC:India Bangladesh Ceylon Conference)はインド/欧州航路サービスを手掛ける最も古い海運同盟で、SCI、Maersk Sealand、Contship、Andrew Weir、CMA-CGM、United Arab、Yang Ming、P&O Nedlloyd、Hapag-Lloyd、Zim Israel Navigation等が加盟している。
昨年10月IPBCCはTEU当たりの料金を150米ドル、FEU(40フィート・コンテナ換算単位)当たりの料金を300米ドル、それぞれ引き上げた。しかし新設のIndia Europe Express(IEX)加盟各社-Evergreen/K Line/Malaysia International Shipping Corporationが独自レートで、欧州航路ウィークリー定期便サービスを開始したため、IPBCCは値上げを維持することができなかった。しかし今回はIEXもIPBCCに同調したことから、値上げは維持される見通しと言う。
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