2002-03-05 ArtNo.28350
◆Samcor、ブラウン管用ガラス・パネル製造にUS$9千万投資
【ニューデリー】地元Samtel Groupと米国Corning社の50:50の合弁会社Samcor Glass Limited(SGL)は、約450クロー(US$9229万)を投じ、ラジャスタン州Kotaの既存工場に14/20/21インチのカラー・ブラウン管及びカラー・モニター用カラー・ガラス・パネルの製造施設を増設する。
インディアン・エクスプレスが3月4日、SGLのRS Wazir副社長の言として伝えたところによると目下、Samtelグループは韓国のSamsung Corningからガラス・パネルを輸入している。新製造施設の年間製造能力は600万ユニットで、年産100万ユニット当たりのガラス・パネル製造施設のコストは70~80クローと見積もられる。同プロジェクトの金融アレンジは依然検討中だ。
SGLはまた、白黒ブラウン管用ファンネルとガラス・パネルの中国向け輸出を拡大する計画で、今年は150万ユニット、20クローの輸出売上実現を目指している。中国市場は品質、価格、サービス、3方面の要求が厳しく同社はローカル・プレーヤーとの厳しい競争に直面している。
2000年度に120クローを投じ、カラーブラウン管用ファンネルの製造施設を設けたSGLは輸出の拡大、経営効率の改善で、今年は純益の計上を見込んでいる。売上も昨年の96クローから160クロー(US$3281万)に拡大する見通しだ。ちなみにSamtelグループは国内カラー・ブラウン管市場の約40%のシェアを占めている。
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