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1995-08-21 ArtNo.2835
◆＜馬＞ポストＩＭＰはクラスター育成に照準：通産相
【クアラルンプル】投資奨励措置や補助を通じ主に量的側面から工業化が促進された工業マスター・プラン(IMP)の段階(1985-95)とは異なり、ポストＩＭＰの期間(1996-2006)にはインダストリアル・クラスター(産業連関)の形成が図られる。
ラフィダ通産相が18日に催された“ポストＩＭＰセミナー”で語ったところによると、クラスターの分析に当たっては競争力だけでなく、サプライヤーの支援体制、生産者と納入業者の地理的結合、企画段階のオーナーシップ、良好なインフラストラクチャー等が重視される。初歩的な調査では国内にはまだこの種のクラスターは形成されていないが、電子、繊維、石油化学等の業界にはその萌芽が見られる。このため輸送機器、電子／電器製品、素材／新素材、化学品、加工食品、繊維／既製服の6製造業種が当面のターゲットとされる。今週からスタートする一連のコンサルテーションの後、ポストＩＭＰの政策及び戦略が立案され、21世紀に向けて製造業の良好なパフォーマンスの維持が図られる。通産省の委託を受け、マレーシア経済研究所(MIER)とＤＲＩ／マグローヒルが国際的な視野に立った分析を手掛ける他、地元コンサルタント・チームも組織されていると言う。(NST,STAR:8/18)
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