2002-03-04 ArtNo.28332
◆CDMA通信機器の関税をGSMと同水準に引き下げ
【ニューデリー】インド政府は、新年度予算措置の一環として、制限的移動性を備えたWLL(wireless in local loop)ベースのCDMA(code division multiple access)ネットワーク機器の輸入関税を、GSM(global system for mobile communication)ネットワーク機器のそれと同レベルに引き下げる。
インディアン・エクスプレスが3月1日伝えたところによると、これまでCDMA機器には15%の基本関税(basic duty)と16%の相殺関税(CVD:countervailing duty)を含む38.74%の税が課され、これに対してGSM機器には5%の基本関税と16%の相殺関税を含む21.8%の税が課されて来た。しかし通関当局の通達(customs notification - 21/2002)によると、新年度からはCDMA機器に対する基本関税は15%から5%に引き下げられる。
|