2002-02-28 ArtNo.28304
◆Shantha、バクスターと髄膜炎ワクチンのマーケッティング契約
【ムンバイ】アンドラプラデシュ州ハイデラバード拠点のShantha Biotechnics Private Ltd(SBPL)は、米系Baxter Internationalと、後者のC群髄膜炎菌(Meningococcal-C:MenC)ワクチンを来月からインド国内で販売するマーケッティング契約を結んだ。
ビジネス・スタンダードが2月26日報じたところによれば、SBPLのRanajit Sen顧問(戦略計画担当)は同紙に以上の消息を語った。それによると、MenC感染症はインド北部及び東部地区に多く見られる死亡率の高いバクテリア性伝染病で、MenC治療用静脈注射液とワクチンの販売を手掛けるバクスター・インターナショナルは、インド市場ではこれ以前から静脈注射液を販売して来た。
SBPLはそれ自身のディストリビューション網を通じて来月から同ワクチンの販売を開始する。当面SBPLの製品バスケット中のワクチンはMenCワクチンのみだが、間もなく新たなワクチン・ポートフォリオが加わる見通しだ。SBPLは米国の多国籍製薬会社PfizerとB型肝炎ワクチン“Shanvac-B”のマーケッティング契約を結んでおり、また癌症骨髄性白血病(carcinoma myeloid leukaemia)治療薬インターフェロンα-2b(interferon alfa-2b)のジェネリック・バージョン“Shanferon”の共同マーケッティングに関してPfizerと交渉を進めている。
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