2002-02-28 ArtNo.28302
◆Asian Paints、無水フタル酸工場のバイヤー物色
【ムンバイ】Asian Paints (India) Limited(APIL)は、合理的な価格がオファーされるならグジャラート州Ankleshwarに設けた無水フタル酸工場を売却する方針だ。
インディアン・エクスプレスが2月25日、消息筋の言として伝えたところによれば、APILは業務の後方統合化(backward integration operation)を図る狙いから無水フタル酸工場を設けたが、同社の顧問Booz Allen & Hamiltonは、この種の事業は小規模では採算に合わないとして、売却を勧告した。
同工場のキャパシティーは最近のデボトルネッキングにより年産2万4000トン以上に拡大している。無水フタル酸ビジネスは2000-01年の同社年商1196.54クロー(US$2.45億)に7%貢献、利益を上げている。製品は、ペンタエリトリトールが全体の70%、無水フタル酸が同30%を占め、何れも塗料製造原料として社内で消費されている。
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