【ムンバイ】グジャラート州Vadodara拠点の地場製薬会社Alembic Ltdは、心血管(CVS: cardiovascular)障害/糖尿病薬品部門を新設するとともに、一部の旧ブランド商品をフランチャイズ企業に移管する組織再編計画をほぼ完成した。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが2月21/23日報じたところによると、アレンビクはボンベイ証券取引所(BSE)に以上の報告を行った。それによると、CVS/糖尿病治療領域の新製品に関してはサード・パーティーと製造契約を結ぶことを計画、また新ビジネス・モデルの下、主にCVS障害/感染症の治療領域における他社ブランドの買収も計画している。糖尿病治療関連の既存製品は新部門の管理下に移される。
アレンビクはCVS障害/糖尿病治療に関わる6種類の新製品を間もなく発売する。またこれらの領域の他社ブランドの買収と社内における開発を通じ、店頭薬品(OTC:over the counter)ビジネスの基盤を強化する。
新成長戦略の下、バイオテクノロジー領域への進出も計画しており、目下最適な進出領域を物色している。
また滋養薬(nutraceutical)部門を強化するため、他社との提携を通じ新製品を発売する可能性も検討している。ちなみにアレンビクは月経障害治療薬“Isovon”の原料“Soy Isoflavons”をソーシングするため、最近、米国拠点のCognis Health and Nutritionと提携している。