2002-02-26 ArtNo.28293
◆NASSCOM、F&Sにアジア・Eビジネス市場の調査委託
【バンガロール】全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM:National Association of Software and Services Companies)は、アジア太平洋地域におけるEビジネス・アプリケーションの市場潜在性と特徴を見極め、インド情報技術(IT)企業のための市場戦略を立案するため、グローバル・マーケッティング・コンサルタント会社Frost & Sullivan (F&S)に関係調査を委託した。
デカン・ヘラルドとビジネス・スタンダードが2月23日伝えたところによると、NasscomのKiran Karnik会頭は、関係契約調印式後、アジア太平洋地域のEビジネス市場は2005年には240億米ドルに成長するとの見通しを示した。それによるとアジア市場はインドのソフトウェア産業、取り分け中小企業に巨大なビジネス機会を提供する潜在性を備えている。
関係調査はアジアの13地域(マレーシア/タイ/シンガポール/フィリピン/インドネシア/日本/韓国/台湾/香港/中国/オーストラリア/ニュージーランド/インド)と18アプリケーション領域(金融サービス/通信/製造/ヘルスケア及びその関連領域/政府/ロジスティクス及び流通/旅行/観光及びホスピタリティー/ITサービス/チップ・デザイン/ERP/ビジネス・インテリジェンス/CRM/SCM/Eコマース/法人イントラネット/コラボレーティブ・コマース/エンタープライズ・ポータル)をカバー、それぞれの市場ごとに戦略立案を図ると言う。
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