【ニューデリー】Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)やBajaj Tempo、Mahindra and Mahindra(M&M)、Ashok Leyland Ltd(ALL)等の軽トラック/バスの販売が不振だったことから、年初10ヶ月(2001/4-2002/1)の商用車販売台数は10万1000台と、前年同期の10万3000台に比べ2.4%の落ち込みを見た。
エコノミック・タイムズが2月24日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)のデータを引用し報じたところによると、年初10ヶ月の軽商用車販売台数が前年同期比13.2%減の3万6940台にとどまったのに対し、中・大型商用車販売台数は同5%増の6万4297台を記録した。この結果軽商用車の市場シェアは前年同期の41%から36.4%に縮小、それとは反対に中・大型商用車の市場シェアが59%から63.5%に拡大した。
中大型商用車市場のリーダーTelcoの商用車総販売台数は前年同期の3万8891台から4万3956台に13%アップしたが、Hindujaグループの旗艦ALLのそれは2万2346台から2万340台に9%下降した。
軽商用車に限ってはTelcoの販売台数は2万5081台から1万9686台に21.5%、Bajaj Tempoは2540台から1756台に30.8%、M&Mは4563台に6.8%、ALLは233台に16.4%、それぞれ下降した。しかし、Eicher Motorsは前年同期比5.3%増の6237台、Swaraj Mazdaは同16%増の4465台を販売した。