2002-02-21 ArtNo.28264
◆Ranbaxy、CeftinのFDA認可/喘息薬の国内製造許可取得
【ニューデリー】Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)は、Glaxo Smithkline Beechamが特許権を有する抗生物質“Ceftin”のジェネリック・バージョンに対する米国食品薬品局(FDA:Food and Drug Administration)の認可を取得した。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが2月19日報じたところによると、Ceftinは抗生物質セファロスポリン(Cephalosporin)の経口薬で、市場規模は2億5000万米ドル。米国薬品市場のベスト・セラーに数えられる。これまでにRLLが米国FDAの認可を取得したジェネリック薬品の中で最大の市場規模を有することから、2002年の同社売上に大きく貢献する見通しだ。
RLLがFDA認可を取得したのは今年(2002)に入って以来2度目で、同社は最近抗感染薬“セフロキシム・アキセチル(Cefuroxime Axetil)”の125mg/250mg/500mg錠剤の認可も取得している。
一方、インド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)は、RLLの喘息薬モンテルカスト(montelukast)のインド国内における製造申請を許可した。この種の薬品の国内市場規模は350~375クロー(US$7178万-7691万)と見積もられる。
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