【ニューデリー】インド政府は、Infrastructure Development Finance Company (IDFC)により提案された新ガイドラインに基づきグジャラート州Kandla港における見積もりコスト300クロー(US$6153万)のコンテナ・ターミナル・プロジェクトの再入札を募集する。
ビジネス・スタンダードが2月18日、海運省のM P Pinto次官の言として報じたところによると、政府がIDFCの提案に基づき入札条件を変更する方針を決めたのに伴い、再入札が募集されることになった。1997年に関係プロジェクトが持ち上がった際には、まだこの種の港湾プロジェクトを発注するためのガイドラインが存在しなかった。政府はIDFCがガイドラインを作成したのを機会に入札をやり直す方針を決めたと言う。
ちなみにカンドラ港湾局(KPT:Kandla Port Trust)は1999年7月に、中央政府の承認も得て一番札を入れたP&O Portsと、当該プロジェクトに関わる同意書(letter of intent)を取り交わしたが、その後KPT理事会は独占条項に違反するとの理由でNo7バースにおけるターミナルの建設をBOT方式でP&O Portsに発注する方針を撤回した。(SEAnews: 2000-10-18/2000-09-13/2000-07-12/2000-06-16/2000-10-19号参照)