2002-02-19 ArtNo.28245
◆政府、4ヶ月以内にナショナル・アルミニウム持分売却
【ニューデリー】インド政府はNational Alumunium Company (Nalco)の30%の持分を4ヶ月以内に売却する方針を決めた。
インディアン・エクスプレスが2月18日、オフィシャル・ソースの消息として報じたところによれば、政府持分処分省(ministry of disinvestment)は追ってNalco持分売却の顧問を指名する。政府は持分売却の方式として、“米国預託証券(ADR)の発行/国内金融機関への売却/一般投資家への売却”、もしくは“国際預託証券(GDR)の発行/国内金融機関への売却/一般投資家への売却”の何れかのミックスを選択する計画だが、3分割の比率等の詳細は詰められていない。GDR方式は迅速に処理でき、既に試験済みであるのに対し、ADR方式は時間を要し、ハイコストな反面、見返りが大きいと言う。
Nalcoの払込資本は644.31クロー(US$1.32億)、授権資本は1300クロー(US$2.67億)で、1998-99年には248.25クロー(US$5091万)、1999-2000年には511.53クロー(US$1.049億)の利益を計上している。
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