2002-02-19 ArtNo.28242
◆電力省、ダブホール・パワー向けナフサに対する消費税免除提案
【ニューデリー】電力省は大蔵省に対しこれ以前に認められた7件の独立電力供給業者(IIP)プロジェクト同様、マハラシュトラ州Dabholにおける740MW(メガワット)発電事業(ダブホール第1期プロジェクト)及びNational Thermal Power Corporation (NTPC)の5件の発電プロジェクトに使用されるナフサに対しても消費税を免除するよう提案した。
インディアン・エクスプレスが2月18日報じたところによると、大蔵省は最近7件のIIPプロジェクトに関して、ナフサ燃料に対する16%の消費税を免除するとの通達を発した。これらの免税措置は既に稼働しているプロジェクトにのみ適応される。
電力省は、これを受けて、ダブホール・プロジェクトの他、NTPCが手掛ける350MWのケララ州Kayamkulamプロジェクト、645MWのグジャラート州Kawasプロジェクト、652MWのウッタルプラデシュ州Auraiyaプロジェクト、413MWのラジャスタン州Antaプロジェクト、430MWのハリヤナ州Faridabadプロジェクトについても消費税を免除するよう求めた。
これらの内Kayamkulamプロジェクトはナフサ・ベースのもので既に稼働している。他の4プロジェクトは元々ガス・ベースのものだが、天然ガスの供給不足からナフサの使用を強いられていると言う。
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