2002-02-15 ArtNo.28216
◆サイプレス、設計開発センターにUS$1500万追加投資
【バンガロール】米国拠点のLSI(大規模集積回路)メーカー、Cypress Semiconductor Corporation(CSC)はインディア・デザイン&デベロプメント・センターに向こう2年間に1500万米ドルを投資する。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが2月14日報じたところによると、CSCインターナショナル・デザイン・センターのDavid Rees重役(MD)は、このほど記者会見し、以上の計画を語った。それによると、インディア・センターはCSCが全世界に設けた同様の施設の中で最大の規模を備えている。
Cypress India Design CentreのRajat Gupta取締役によると、新資金はインフラ開発、製品開発、リクルートに充当される。スタッフは現在の100人から今年末までに200人に、また2003年までに300人に増員される。インドではポート・ソリューション、ネットワーク検索エンジン、ネットワーク・コプロセッサーの制作が手掛けられ、2003年半ばには全面的な製品開発能力が備えられる。
インディア・センターはメモリ、データコム、タイミング・テクノロジー、パーソナル・コンピューター部門から成り、1995年以来、グループ営業額に1億米ドルほど貢献してきた。今後はデータコム、メモリ領域に照準を合わせ、ロジック・デザイン、ソフトウェア・モデリング、ボード・レベル・エンジニアリング領域のプロジェクトを手掛けると言う。
CSCは最近、モバイル・アプリケーション用“MoBL SRAm”、分散型制御処理装置“Neuron”、プログラム可能なクロック・チップを発売した。
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