【ニューデリー】イタリヤの自動車大手Fiatはインド事業に6億米ドルを投入する計画だ。
エコノミック・タイムズが2月13日報じたところによると、目下5日間の日程でイタリヤを訪問中のMurasoli Maran商工相に率いられるインド代表団は、インド投資に関心を抱く多数のイタリヤ企業幹部と会談したが、少なからぬ企業がインドに投資する意向を表明した。
フィアットはインドをその事業拡張計画の重点国の1つに掲げており、他の重点国はブラジル、トルコ、中国、そしてイタリヤ自身。
消息筋によると、イタリヤとインドは航空産業及び国防産業領域における協力の機会を探っており、来週イタリヤの国防副次官がインドを訪れる予定だ。イタリヤの少なからぬ航空工業及び国防産業関連会社がインドとの航空工業協力に関心を示している。
また、Uni Credito Italiano、Banca Montepaschi del Lovoro、Banca Di Roma等は保険業を含むインド金融市場への進出に関心を寄せている。
FICCはイタリヤの閣僚に提出した書簡の中で、ドイツに倣い、情報技術(IT)専門家に短期労働ビザを発行するよう要請した。
産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)とインド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)により組織されたインド代表団は、オランダも訪問、FDI適地としてのインドをプロモーションする計画だ。