2002-02-15 ArtNo.28212
◆チャタジー氏、ハルディア石化債権銀行に6年間の返済猶予要請
【コルカタ】最近、総投資額6000クロー(US$12.31億)のHaldia Petrochemicals Ltd (HPL)の支配権益を手に入れたPurnendu Chatterjee氏は、HPLの債権金融機関に対し、借入元金の6年間返済猶予と借入利子の4年間支払い猶予を求めたようだ。
エコノミック・タイムズが2月12日伝えたところによると、Industrial Development Bank of India (IDBI)に率いられる債権者コンソーシアムは、チャタジー氏がこの日(2/12)提出した債務再編案に検討を加えるものと見られる。しかし債権銀行の幹部は、交渉に臨む以前からチャタジー氏のこの種の要求に対して態度を保留する姿勢を見せた。同筋によると、チャタジー氏は将来ばかりでなく、過去に遡って借入利子を最優遇貸出金利のレベルに引き下げることを求めている。借入自己資本比率が5:1のプロジェクトがこの種の利率を要求するのは法外なことと言う。
金融機関筋は、プロモーター・サイドは何ら代償を支払わずに、債権銀行側に一方的に譲歩を求める再編計画の内容に嘆息するとともに、「チャタジー氏は、借入を一銭も返済せずにキャッシュ・フローの維持を図っている」と指摘した。
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