2002-02-11 ArtNo.28187
◆Novartis、Haffkineと喘息薬臨床試験施設の合弁経営協議
【ムンバイ】スイス拠点ヘルスケア多国籍企業Novartis Pharma AGは、インドに新喘息薬の臨床評価を行うヒト薬理学研究所(human pharmacology laboratory)を設けることを検討、マハラシュトラ州Pune拠点のHaffkine Institute for Training, Research and Testing (HITRT)と合弁交渉を進めている。
ビジネス・スタンダードが2月8日報じたところによると、HITRTのS S Mahajani製薬担当主任は同紙に以上の消息を語った。それによると、昨年9月、NovartisのPaulo Baroldi臨床薬理学主任が同社を訪れ、関係問題を協議した。しかし合弁交渉は初歩的なもので、具体化までにはなお少なくとも6ヶ月を要する。もし実現すれば、同社がこの種の合弁事業を手掛ける最初のケースになると言う。しかしNovartisのスポークスマン、Svetlana Pinto氏は「その種の問題にコメントすることはできない」と語った。
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