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2002-02-11 ArtNo.28177
◆鉄鋼産業、年初9ヶ月にUS$5.8億損失
【ニューデリー】インド鉄鋼大手6社-Steel Authority of India (Sail)/Ispat Industries Ltd(IIL)/Essar Steel Ltd(ESL)/Lloyds Steel Ltd(LSL)/Jindal Vijaynagar Steel Ltd(JVSL)/Jindal Iron and Steel Company Ltd(JISCL)-は、年初9ヶ月(2001/4-12)に合計2800クロー(US$5.8億)の損失を計上した。
エコノミック・タイムズが2月7日伝えたところによれば、同期の各社の損失額はSAILが1290クロー、IILが421.68クロー、ESLが448.8クロー、LSLが250.18クロー、JVSLが329.05クロー、JISCLが48.69クロー。上半期のこれら企業の損失はなお1500クローにとどまっていたが、第3四半期に損失額が急増した。Tata Iron and Steel Company Ltd(TISCO)とBhushan Steel Ltd(BSL)は、それぞれ利益を計上したが、Tiscoの利益は前年同期比73%減の82.58クローにとどまった。
業績悪化の原因として、これらの企業は、ピーク時に比べ国際鉄鋼価格が25%以上、また国内鋼板価格が30%の落ち込みを見たこと、インプット・コストの上昇、人員整理補償、アドバンス・ライセンス下の不良鉄鋼品輸入の増加、過剰設備を指摘した。鋼板部門だけで年間350万~400万トンの設備能力の過剰が存在すると言う。
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