2002-02-08 ArtNo.28172
◆E&Y、貿易会社STCの政府持分売却スケジュール立案
【ニューデリー】インド政府は2002-03年半ばまでにState Trading Corporation(STC)の91%のシェアを売却する計画で、国際顧問Ernst & Youngに30週間以内に売却スケジュールを立案するよう指示した。
エコノミック・タイムズが2月7日、消息筋の言として報じたところによると、STCは既に民営化に向けた資本再編に着手している。同再編計画の下、約400クロー(US$8286万)の準備金の内40クロー(US$829万)を配当として政府に支払う他、4.5クロー(US$93万)を配当税として納付する。子会社のTea Trading CorporationとSpices Trading Corporationの処遇も間もなく決まる見通しだ。
STCが都心に設けた23階建て本社ビルの資産価値だけで200クロー(US$4143万)を超えることから、貿易会社の他、不動産会社もSTC政府持分買収に関心を抱くものと予想されている。
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