1995-08-19 ArtNo.2817
◆<星>スンバワン子会社、陽に内陸港開発
【シンガポール】スンバワン・マリタイム・リミテッド(SML)は中国企業シェンヤン(陽)コンテナー・ウェアハウジング・アンド・ディストリビューション・センター(SCW)と51:49の合弁で少なくとも1000万米ドルを投じ、遼寧省陽に総合的なディストリ・パークを開発する。
SMLが17日発表したところによれば、払込資本500万米ドルのシェンヤンSMLが設立され、プロジェクトを進める。陽運輸通信局の子会社SCWは15万平米のコンテナ・ヤードと1万平米の倉庫施設を擁する中国東北部最大のコンテナ・センターで、合弁会社はこれを先端設備と技術を備えた総合的な内陸港に転換する。中国運輸省は陽を中国ハイウェー・システムの中枢とする計画で、同プロジェクトもその一環を成している。ディストリ・パークは大連港とその後背地を接続する役割を担うが、シンガポール港湾局(PAS)は中国当局の大連港再開発事業を支援しており、合弁プロジェクトはこうした点からもタイムリーなものと言う。(ST,BT,LZ:8/18)
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