【チェンナイ】タミールナド州チェンナイ拠点の制御弁式鉛蓄電池(Valve Regulated Led Acid battery)製造会社Amara Raja Batteries Ltd(ARBL)は無停電電源(UPS:uninterrupted power supply)装置新製品を間もなく発売、中容量UPS市場に参入する。
インディアン・エクスプレスが2月5日、ARBL筋の消息として報じたところによれば、今会計年度中に新製品を発売する計画のARBLは、全国規模で販売する狙いから目下チャンネル・パートナーを物色している。既存製品のチャンネルとは異なるチャンネル網が構築される。中容量UPSバッテリーの市場規模は300~800クロー(US$6215万-1.66億)と見積もられ、中小企業、SOHO(Small Office Homer Office)、一般消費者をターゲットに新製品の市場を開拓する。
アンドラプラデシュ州Tirupathiの工場に付属した研究開発センターで開発された新製品の発売は、同社にとって今会計年度の最後を飾るメイン・イベントと言える。同社R&Dチームは米国企業Johnson Controlsの技術支援を得ている。
ARBLの2001年12月期第3四半期の売上は前年同期の33.2クローから42.9クロー(US$889万)に拡大したものの、純益は4.63クロー(US$96万)と、前年同期の5.91クローに及ばなかった。