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2002-02-07 ArtNo.28152
◆Bhilai工場、年初9ヶ月にSAIL傘下で唯一黒字達成
【コルカタ】マドヤプラデシュ州Bhilaiに設けられたBhilai Steel Plant(BSP)は、Steel Authority of India Ltd (Sail)傘下の鉄鋼プラントとしては唯一年初9ヶ月(2001/4-12)に黒字を記録したが、利益の額も484.11クロー(US$1億)と、不況に喘ぐ国内鉄鋼会社の中で一頭地を抜いている。
インディアン・エクスプレスが2月5日伝えたところによると、BSPはレールやTMT(thermo-mechanically treated)バー等の条鋼を専ら製造している。昨年は鉄鋼市場全体が低迷する中、条鋼は鋼板に比べ、比較的良好な価格を維持した。
SAIL筋によると、加えて経営/技術の改善、コストの削減、高付加価値製品へのシフト等の努力が実を結んだ。同期間にはSAILが1289クロー(US$2.67億)の損失を計上しただけでなく、民間部門のTata Iron & Steel Coの純益も前年同期の344.43クローを76%下回る82.43クローに下降した。第3四半期に限ってもBSPは205.20クローの利益を計上、16~180クローの損失を計上したSAIL傘下の他の6プラントとは対照的な好パフォーマンスを示した。
SAIL筋は、好業績実現の原因としてさらに次の3点を指摘した。
1)BSPは年初9ヶ月に106%の稼働率を実現、2002年1月にも同稼働率を維持した。年初10ヶ月(2001/4-2002/1)には販売可能な鉄鋼製品280万トンを生産した。
2)高張力鋼(high tensile steel)、API(American Petroleum Institute)グレード鋼板、TMTバー、electrode品質の鋼線(wire rod)等、より高付加価値の製品に集中、収益性の向上を図った。
3)コスト削減、経営の効率化が奏功し、Hirri鉱山における苦灰石の生産、第2焼結炉におけるシンターの生産、鋳片/鋼片/レール/UTS-90レール/鋼線の生産は、何れも過去最高のパフォーマンスを実現した。
一方、エコノミック・タイムズが2月5日伝えたところでは、SAILは2003年3月末までに新たに1万6000人の従業員を整理する。ちなみに同グループの現在の雇用総数は14万8000人。
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