2002-02-07 ArtNo.28148
◆国営石油会社IOC、石油小売会社IBPの政府持分買収
【ニューデリー】政府持分処分閣僚委員会(CCD:Cabinet Committee on Disinvestment)は5日、石油小売会社IBP Co. Ltdの33.58%の政府持分をIndian Oil Corporation (IOC)に1株1551ルピー、合計1153.68クロー(US$2.39億)で売却することを認めた。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが2月6日報じたところによれば、CCD会議後記者会見したArun Shourie政府持分処分担当国務相は、以上の決定を明らかにした。それによると、IOCの落札価格は政府の最低留保価格337クローの3.4倍、IBP株の4日の市価の2倍以上に相当する。IOCは同落札価格で、公開買付するため、別途1058クロー(US$2.19億)のコストを覚悟せねばならない。二番札を入れたRoyal Dutch Shellのオファー価格は595クローだった。政府は、現在IBPの59.58%のシェアを保持しており、今回の売却後の持分は26%に縮小する。
|