2002-02-05 ArtNo.28142
◆三星インディア、大宇アンカーに直冷式冷蔵庫の製造委託
【ムンバイ】Samsung India Eletronics(SIE)はDaewoo Anchor Electronics(DAE)と、向こう3年間にわたる直冷式冷蔵庫の製造委託契約を結んだ。
ビジネス・スタンダードが2月4日伝えたところによれば、製品はSamsung商標で販売される。製造規模は市場の需要動向に依存するが、取引額は年間500クロー(US$1.036億)にのぼる見通しだ。
SIEは昨年インドの直冷式冷蔵庫市場に参入したが、同社は製造施設を持たない。製品は1万300~1万1200ルピーで販売されている。直冷式冷蔵庫市場ではWhirlpoolが26%のシェアでトップ、KelvinatorとGodrejがこれに続いている。目下SIEのシェアは4.5%。SIEは霜取り不要冷蔵庫を完成品輸入し、1万7500~15万ルピーで販売、14%の市場シェアを占めている。
Daewoo AnchorにはDaewoo Electronicsが87%、Anchor Electronicsが残りを出資、2001年の営業額は170クロー(US$3522万)、今年は採算ライン達成を目指している。
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