2002-02-05 ArtNo.28134
◆ヒンドスタン有機化学の政府持分に6社が入札意向書提出
【ムンバイ】Hindustan Organic Chemicals Ltd (HOCL)の32.61%の政府持分に対して化学/肥料会社6社が入札意向書(EOI:expressions of interest)を提出した。
インディアン・エクスプレスが2月4日、消息筋の言として報じたところによると、これら6社とは、1)Chambal Fertilizers and Chemicals、2)Vam Organic Chemicals、3)Schenectady India、4)Atul Ltd of Lalbhai Group、5)Deepak Fertilisers and Petrochemicals、6)Rashtriya Chemicals and Fertilisers。インド政府は、戦略パートナーにHOCLの32.61%のシェアとともに経営権もオファーしている。入札を希望する企業、もしくはコンソーシアム、あるいは合弁会社の年間合計売上は250クロー(US$5179万)以上でなければならない。政府はAF Ferguson & Coを、持分売却の顧問に指名した。
マハラシュトラ州Raigad県Rasayaniとケララ州Cochinに生産施設を有するHOCLは有機化学/石油化学製品の主要製造業者に数えられ、その製品には、フェノール、アセトン、アニリン、ニトロアロマティクス、クロロベンゼン、アセトアニリド、ホルムアルデヒド、その他の様々な副産物が含まれる。
創業以来厳しい経営が続いたが、成長志向戦略が奏功し、最近ではトップ・ラインとボトム・ラインの双方に顕著な改善が見られる。2000-01年には売上407.86クローをマーク、前年度の6.29クローの営業損失を40.18クローの営業利益に転換した。
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