2002-02-04 ArtNo.28130
◆経済監視センター、GDP成長予測を5.7%に再度下方修正
【コルカタ】インド経済監視センター(CMIE:Centre for Monitoring Indian Economy)は2001-02年度の国内総生産(GDP)成長見通しを5.7%に再度下方修正した。CMIEは2001年7月には2001-02年度のGDP成長率を6.3%と予想したが、2001年10月に6%に下方修正していた。
エコノミック・タイムズが1月31日伝えたところによると、CMIEはその月間レポートの中で工業部門の一層の成長鈍化からGDP成長予測の下方修正が不可避になったとしている。とは言え、耐久消費財部門指数の急上昇から下半期には工業部門の復調が見込めるとしている。
それによると、農業部門が好調なことから耐久消費財指数は今会計年度末にかけて一層の上昇が予想される。また中央政府の支出も昨年10月には14.5%の拡大を見、同成長率は前年同期の12.6%を上回ったと言う。
|