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2002-02-04 ArtNo.28128
◆Caraco、糖尿病薬塩酸メトホルミンのFDA認可取得
【ムンバイ】インドの地場製薬会社Sun Pharmaceutical Industries Ltdが47%出資する米国デトロイト拠点のCaraco Pharmaceutical Laboratories(CPLL)は、米国食品薬品局(FDA:Food and Drug Administration)から糖尿病治療薬、塩酸メトホルミン(Metformin hydrochloride)錠剤の製造販売権を認められた。
インディアン・エクスプレスが2月1日報じたところによると、塩酸メトホルミンはBristol Myers Squibb社が販売するグルコファージ(Glucophage)のジェネリック・バージョンで、後者の米国市場規模は年間約18億米ドルと見積もられる。CPLLはグルコファージのジェネリック・バージョンを米国市場で最初に販売するものと予想される企業の1社に数えられる。
CPLLは先月初めには塩酸トラマドール(tramadol hydrochloride)とオキサプロジン(Oxaprozin)に対する同様のFDA認可を取得している。RW Johnson Pharma Research Institute社製鎮痛剤Ultramのジェネリック・バージョン、塩酸トラマドールの米国市場規模は5億5000万米ドル、またGD Searle社製リウマチ治療薬Dayproのジェネリック・バージョン、オキサプロジンのそれは1億6800万米ドルと見積もられる。
CPLLのNarendra N Borkar重役(CEO)によると、同社は別に4件の米国における製造/販売権をFDAに申請しており、今年末までにはこれらの大部分の認可が下りるものと予想している。
同社は昨年、咀嚼可能な癲癇治療薬カルバマゼピン(carbamazepine)/抗癲癇剤クロナゼパム(clonazepam)/消炎鎮痛剤フルルビプロフェン(flurbiprofen)の米国における製造・販売をFDAから認可された。これら3薬品は目下製造過程に有る。
CPLLはデトロイトの本社に総合的な研究開発(R&D)施設を有し、Sun Pharmaの技術支援を受けている。
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