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2002-02-01 ArtNo.28115
◆統計局、昨年のGDP成長率を5.2%から4%に下方修正
【ニューデリー】中央統計局(CSO)は昨年(2000-01)の国内総生産(GDP)成長率を2001年6月に発表した予測値5.2%から4%に下方修正した。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが2月1日報じたところによれば、昨年の成長率は、GDP成長率が1.3%に失速し、経済開放政策導入のきっかけになった1991-92年以来の最低レベル。ちなみにCSOは2001年1月には6%の成長率を予想しており、2度目の修正。また今回の数字も依然として暫定数字。
昨年のGDP成長率が大幅に鈍化した主因は、銀行・保険部門が9%前後のプラス成長予測に反して2.2%のマイナス成長を記録、農業部門の成長もマイナス0.4%に落ち込んだため。この結果金融部門全体(金融/保険/不動産/ビジネス・サービス)の成長率は前年の10.6%から2.9%に鈍化した。農業部門の不振は米が-5.4%、小麦が-10%、豆類が-20.4%、脂肪種子が-11.2%、綿が-16.3%と、それぞれ前年の生産値を下回ったため。この結果農林水産部門全体の成長率は前年の+0.2%から-0.2%に後退した。昨年、製造業は6.7%のプラス成長を記録したが、前年の6.8%には及ばなかった。この他、建設部門は15%、不動産/住宅所有/ビジネス・サービスは9%、その他のサービスは7.4%と、何れも好調な成長を記録した。
2000-01年の要素費用(factor cost:生産者が受け取る価格=消費者の支払う市場価格-間接税=GNP-間接税)から見たGDPは、実質価格(1993-94年価格)で前年の114万8500クローから119万3922クローに4%アップしたにとどまったが、名目価格で見たGDPは175万5638クローから189万5843クローに8%の伸びを見た。実質価格ベースで見た国民所得は前年の100万7743クローから104万4915クローに3.7%、1人当たりの国民所得は1万67ルピーから1万254ルピーに1.9%、国内総貯蓄(GDS:gross domestic saving)のGDPに占める比率は23.2%から23.4%にそれぞれアップした。貯蓄率の向上は主に家庭や民間企業の貯蓄が拡大したためで、公共部門の貯蓄は7.1%の落ち込みを見た。
昨年のGDP成長率の下方修正により、今会計年度のGDP予想成長率は自動的に上昇、製造業の予想成長率はこれ以前に発表された5.6%から6.7%に、公益事業(電気・ガス・水道)は4.7%から6.2%に、建設は5.5%から6.8%に、それぞれ上方修正された。
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