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2002-02-01 ArtNo.28112
◆GAIL、カキナダLNGターミナル事業への参加準備
【ニューデリー】国営Gas Authority of India Ltd (GAIL)はアンドラプラデシュ州Kakinadaにおける年間処理能力500万トンの液化天然ガス(LNG)ターミナル・プロジェクトに加わる準備を整えている。
インディアン・エクスプレスが1月31日報じたところによると、GAILのPrashanto Banerjee会長兼MDは、最近マレーシアの国営石油会社Petronasから同プロジェクトへの参加を求める招請状を受け取ったことを同紙に確認した。それによると、同様の招請状はCocanada Port Companyからも届けられた。消息筋によれば、Indian Oil Corporation (IOC)、British Petroleum(BP)、Petronas、Singapore拠点のCocanada Port Co Ltd (CPCL)から成る“Kakinada Indian Oil Consortium (KIOC)”が進める総コスト6億米ドル余のカキナダLNGターミナル・プロジェクトに、GAILは20~25%出資することを検討しているものと見られる。コンソーシアムは当初Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)にも招請状を発したが、ONGCのSubir Raha会長兼MDは同紙に参加を見合わせたことを確認した。
プロジェクトは2段階に分けて進められ、LNG処理能力は最終的に750万トンに拡張される。LNGはペトロナスとBPにより供給される。当初の計画では第1期プロジェクトでは1000MW(メガワット)のLNGベースの発電所も建設されるはずだった。しかし、プロジェクトの詳細報告書(DPR:detailed project report)に検討を加え、プロジェクトを管掌する専門チームは、発電プロジェクトとLNG再ガス化プロジェクトを分離して進めるよう提案した。それによると発電所をマーチャント・パワー・プラントとして建設すれば、独立電力供給業者(IPP)は、様々なバイヤーに電力を供給できる。また発電事業と分離することにより、LNGターミナル・プロジェクトを加速できる。何故なら港湾プロジェクトは、比較的容易にLNGターミナル事業に同期することができるため。この他、インドにおける多くの発電プロジェクトの例から言っても、その立ち上げには様々な政府部門の認可を必要とすると言う。
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