2002-01-31 ArtNo.28101
◆昨年の成長率下方修正に伴い、今年のGDP成長率大幅アップも
【ニューデリー】中央統計局(CSO)が2000-01年の国内総生産(GDP)成長率を下方修正したことから、今週中に発表される見通しの今年度(2001-02)GDP予想成長率が急上昇するものと予想されている。
ビジネス・スタンダードが1月29日報じたところによると、CSOは昨年のサービス部門の成長率が実際よりかなり高いことを発見、昨年のGDP成長率をこれ以前に発表された6%から5.2%に下方修正した。
同修正はそれ自体大幅なものだが、サービス部門、取り分け金融部門の成長率に至っては9.1%から5%未満に引き下げられた。この結果サービス部門全体の成長率も8%から6%に修正された。こうした大幅な誤差が生じた原因は金融機関の多くがそのデータを提供しなかったためと言う。
|