2002-01-29 ArtNo.28079
◆地元3ブランドがホームPC市場トップ4に:IDC
【ニューデリー】市場調査会社IDCの報告によると、年初9ヶ月間(2001/4-12)に販売された家庭用パーソナル・コンピューター(PC)のトップ4にZenith、HCL、Vintronの地元3ブランドが顔を揃えたが、トップの座は多国籍ブランド、Compaqが占めた。
エコノミック・タイムズが1月28日伝えたところによれば、商業用PC市場におけるトップ4の顔ぶれはホームPCのそれとは正反対で、地元のHCL Infosystemsがトップの座を占め、Compaq、IBM、Hewlett-Packard(HP)がこれに続いた。
しかし、ホームPC市場の72%、商用PC市場の59.5%のシェアは、ノー・ブランドもしくは無名の地元ブランドにより占められた。アナリストによれば、アセンブルドPCの低価格と多彩な海賊版ソフトウェアがノー・ブランドの主要な魅力で、消費税を免れていることも強味になっている。
ホームPC市場の各社のシェアは、Compaqが9.1%、HCL Infosystemsが5.2%、マハラシュトラ州ムンバイ拠点のZenithが4.9%、Vintronが1.9%の順。また商業用PC市場では、HCL infosystemsが10.3%で、以下Compaq7.9%、HP6.6%、IBM5.9%と続く。
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